2015年8月15日土曜日

組織が勝つための知恵 いま「戦争論」クラウゼヴィッツを読み解く を読んだ

航空自衛隊の幕僚長だった田母神俊雄さんが書いた本。
都知事選に出馬したので、見たことがある人も多いと思う。
左寄りのメディアからは右翼や目の敵扱いされているんじゃないかな。そういうメディアの人は著作を読んで、いちゃもんをつけているのだろうか。

今まで戦争論はよく知らないし、聞けばやたら難しいというのでを読んだことはなかった。そこに元幕僚長だった方が戦争論について語っていたので、とっかかりとして読んでみた。この本に書かれていたことは、そのまま会社の中でも通用し共通することが多いと思ったね。
第一章「戦争はやってみなければわからない」。戦争をプロジェクトに置き換えてみると、腹落ちが良い。
第二章「どのようにして戦争を設計し、実行するか」も戦争をプロジェクトに置き換えて読み進めると納得できる。
第三章「勝利の扉を開く鍵はどこにある?」は勝利をプロジェクト成功に置き換えてみる。
第四章「優れた将帥の条件、戦士の資質」は将帥を上司、戦士を実務者とすると、一般社会にも実に当てはまる。自衛隊の幹部向けの教育は、戦前の大学でもやっていたことらしい。自衛隊の教育をもっと広めたら良いんじゃないか。

昨今報じられている情勢も、3年前に解説していた。もっと真贋を見極める目を養いたいですね。

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