2007年9月28日金曜日

湯治に行った

山形県肘折温泉郷へ行ってきました。

 埼玉から一人車を飛ばして、山間の温泉地へ行きました。当地について初めて知ったのが、カルデラ地と言う事。ただの盆地ではないので、温泉地は急斜面に囲まれていました。
 山登りに散歩。そして、風呂。質素な食事。これの繰り返し。(だから、また痩せた。)
 崖道を手摺りにつかまりながら地蔵蔵へ。ひたすら歩いて黄金温泉カルデラ館へ。田舎で何もする事が無く時間を持て余すと思ったけど、そんな事もなく、あっという間に過ぎてしまった。
 また訪れたい温泉郷となりました。

 宿の人達には良くしてもらいました。山形の運転手達は、昼間すれ違った時にライトを点滅させて「お前、ライト点けたまま。」と知らせてくれました。山形県は、いい人が多そうです。(僕の車はサイドブレーキを解除すると、ライトがつくんです。それなので、いつも点いてます。)

 片道300キロ以上の道のりは、一つの目安になる事が分かりました。それくらいになると、運転も辛くなってきますね。

2007年9月24日月曜日

楽器をめぐる週末のドタバタ

土曜日、いつものように練習に行った時の事。

 音出しの最中に、5番ロータリーが固まりました。動きが徐々に鈍くなり、終いには動かなくなりました。レバーを通じては動かないので、軸を掴んで動かすと何とか動く状態になってしまったのです。
 その場で、ロータリーオイルを借りて差してみたのですが、焼け石に水状態で全く状況に変化が出なかったんですね。5番ロータリーは補助バルブなので、死んでも何とかなるんです。しかし、いざ使えないと分かると困るものですね。替え指や低音域の演奏に影響が出るので、それを意識すると余計に焦ってしまいます。

 日曜日と月曜日を使って懸命に治療したところ、復活しました。大変嬉しい限りです。手に入れるのも大変だっただけに、思い入れも強い楽器です。大事にしないといけないですね。
 それでは、マーラーの交響曲2番「復活」でも聴きますか。

iPod nano (PRODUCT)RED

金曜日、会社帰りに Apple Store銀座店へ寄りました。

 金曜日の夜だし店内は賑わっていました。多くの人は iPod touchを見に来たようですが、店頭展示品もなくがっかりしてたようです。
 僕は店内の展示品を暫し物色。MacBookを気に入りました。1インチ大きいだけですが、印象も違います。そして、PowerPC G4と intel CoreDuo 2の処理能力の差。もっさり感が無く、快適でした。欲しくなったけど、レパード発表がもうすぐ控えているだけに買い控えです。
 iMacは20と24インチになりました。20インチもそうですが、それ以上に24インチiMacは存在感抜群です。

 さて、iPodを最後に手に取ってみました。悩みましたが、タイトルの通りiPod nanoを購入しました。初iPod です。色は赤だから、埼玉スタジアムに行く時もご機嫌ですね。
 購入して数日。使いやすく、大変便利だなと感じてます。今まで買い控えしていたのが、バカらしいくらいです。
 知っていて敢えて購入したので文句は言えませんが、Mac OS 10.3.9ではiTunesが最新版でもiPodを扱えない事です。同じAppleの製品なのに扱えないとは、あまりに理不尽で不憫すぎます。現行版はMac OS 10.4ですから一世代前のOSなのに切り捨てられてしまいました。こうするなら早くMac OS 10.5(レパード)を出して欲しいですね。
 と言う訳なので、Macを持っていながらiPodを使えない状態なのでPCで管理してます。

2007年9月9日日曜日

新大久保、放浪記

9月2日、blast観賞後に新大久保へ行きました。目的は目を付けていた楽器のチェックです。

この日試奏した楽器は以下の通り。
・Meinl-Weston 45S-LP
・Hirsbrunner HBS 390
・Walter Nirschl MWN 7

まずは、都内はもとより関東では随一の規模を誇ると言われているDへ。
MW 45S-LPを用意して貰っている傍ら、「他にはありませんか?」というのでHBS390を選択。それでは、感想を。

・MW 45S-LP
これは、名手Roland Szentpaliが使用している楽器です。写真を見ると小柄でスカスカの抜き差し管なので軽い印象です。しかし、実際はかなり重いです。推定9キロ。(どれ位重いかというと、私のC管より重いです。forum.chisham.comでのプロ奏者の書き込みによると、小型F管YFB-621も私のC管より重いそうです。一年前にYFB-621の改造版YFB-821を持ってみた事があります。確かに重かったです。)構えてみると、C管のようです。意外とバランスが悪く、決まった場所を探すのに時間がかかりました。

<音程と低音域>
これを期待していたんですが、思ったほどでもなかったというのが正直な感想です。
バルブセットやベルがC管と同じという、大型F管への期待はそれなんです。私のF管より少しマシでしたが、音程が怪しいところは旧来のF管そのもの。下線のCも劇的な変化は感じないです。

この辺に差を感じる事が出来たのが、Gronitz FP-125です。上から下まで良く鳴ります。以前も書きましたが、Es管を短くした吹奏感です。


・Hirsbrunner HBS 390
スイスの名器、ヒルスブルーナーです。HBS-510やロータリーに比べて、HBS390, 392, 394 は定番とも言えます。が、今まで一度も吹いた事がないので体験させて貰いました。
私のC管より背が低く、コンパクトにまとまっています。構えた時のバランスは良いですが、・・・重い。ベルが耳に近いので音を拾いやすいですが、逆の見方をするとウルサイですね。

<音程>
今回、HBS390を試奏させて貰った最大の理由は、これでしょうか。私のC管はちょっと音痴です。なので、音程やスライド操作から解放される楽器だったらいいなと期待しましたが、差はないですね。
第一線の開放Gと第三線のDは低く、替え指が必要でした。問題点が何も解消されないですね。

・Walter Nirschl MWN 7
店員さんが「他にもどうですか?」と言うので、ご厚意に甘えて選択しました。7月の合コンで甲府ソノリテのチューバ奏者が、これを持っていたのを思い出しました。これは、Nirschlのヨークを一回り小さくしたヤツです。シカゴにある本物のヨークと管やバルブの配置は、ほぼ同じです。
これも、結構ずっしり重いです。腰を痛めるかも。
さて、吹いてみると結構良いですね。音程も一番まともです。気になるのが、5番バルブが右手の掌のところに来る事。手に当たりますよ、あれ。そして、5番ロータリーがあまりに狭いところに設置されているので裏蓋を付ける場所もないし、他の管に溶接されてあります。もし壊れたら、それなり覚悟が必要でしょうね。


さて、本日Dで吹いた楽器に共通する事はこんなところかな。
・フロントアクションピストン。
 後ろの蓋から空気がパフパフ出てきて気持ち悪い。
 後ろの蓋から、水が飛び出してくる。U字管に落ちるので汚れます。

 そして、小指が痙りそうになる。
 抜けを良くするためか、大型のピストンバルブがついてます。ストロークが長くなり、指の負担が大きいです。慣れの問題なのかな。全部押したつもりがハーフバルブになることもしばしば。

・リードパイプが短い
 この手のフロンアクションピストン楽器は、大体リードパイプが短いです。(バルブに入る前に一回巻いているHBS 390を除く)バルブからの変化を感じやすいかもしれないです。
 短いので楽器を下ろした時に、ホルンみたいにリードパイプから水が流れてきます。ベルが濡れますね。その都度拭き取っていました。

・抜き差し管
 フロントアクションピストンの楽器は、1から4番の抜き差し管が正面に全部出ています。これ、意外と操作しづらかったです。2番管なんて、手が届かないです。


最後に、丁重にお礼を述べて店をあとにしました。



新大久保のW楽器へ。
以前はチューバも展示してありましたが、止めたようです。早々に店をあとにします。


最後にT楽器へ。
入荷したばかりのMeinl-Weston 2000が置いてありました。お値段、約270万円也。何も吹かずに、店をあとにしました。
MW2000が高いのは認めますけど、海外と値段差があり過ぎじゃないですか?


それでは、この辺で。

blast Broadway versionを鑑賞しました

ご厚意によりblastの券をいただき、9月2日に東京国際フォーラムに行ってきました。詳しい説明や写真はリンク先のホームページを見てもらうとして、一週間経ちましたが、偏った感想を。


ステージに格子状のマットが敷かれてます。視覚上の効果もあると思いますが、それを目安に移動していると思います。また、背後にも格子状のセットが組まれています。人によっては、ドリフターズのコントのステージと同じ見立てをしています。たらいが天井から落ちてきそうです。

殆どの人がマーチングバンドの出身じゃないかと思います。使っている楽器や演奏方法がそうらしいです。私はマーチングの経験がないし、スーザフォンも吹いた事がないので分かりませんけどね。

ステージの演出がこっていて、ステージが暗転した刹那、人が現れています。宙づりの状態で演奏したり。
一方で、初期の頃と大して変わっていないという話が周りから聞こえてきました。

使っているチューバは、ヤマハですね。YBB-621かYCB-621のどっちかです。離れているので、どちらかまで判断がつかなかったです。
基本は3人で演奏していましたが、最大で7〜8人まで出てきましたね。その割には音量は上がらなかったので、演出かもしれません。

気に入ったのが、スネアドラム対決です。ホームページでは、「バッテリー・バトル」と紹介されています。寸胴のスネアドラムを使って、高速ロールを披露します。とにかく速いです。しかし、音は潰れずに粒だちよく聞こえてきます。この寸胴スネアはマーチング用だとか。(だから見た事がなかったのか。)

普段スポットライトを浴びない楽器にも光を当ててくれたのは、嬉しい事です。


さて、ここからは私がついて行けなかった点です。
・有料プログラム(1500円)
 結構高いですね。この手の演奏会では、無料配布されます。買わなかった自分も悪いのですが、お陰で何の曲をやっているかさっぱり分かりません。
・時間通りに始まらない。
 わざとなのか判断がつきませんが、ベルが鳴ってからも始まりません。
・予習が必要
 これを書くために、今ホームページをもう一度さらって知った事があります。休憩時間中にパフォーマンスがあるそうです。だから、休憩時間が始まった瞬間10代の若者が走り出したんですね。演奏会が終わったら、10代の若者が再び走り出します。どうやら終演後のミート&グリートというのがあるそうです。

会場の構造もあって、外に出るまで渋滞します。なかなか外に出られません。階段の半分を閉鎖しているので、階段で滞っているのです。やっと下に降りてきても、東西の階段から客が丁度合流する場所に、売店を設置しています。大混雑で身動き出来ません。外に出るためのエスカレーターもそこだけ。
確かに売店を設置するにはうってつけの場所ですが、配置をもう少し考えて欲しいですね。


その後は、寄り道して新大久保へ。続きは、この後すぐ。