早くもネタ切れになりそうな、思い出の演奏。今回は、大学時代の話。
僕は大学時代に学校の楽団に所属しました。秋学期と春学期に、最低2回演奏をします。
秋学期は、
・屋外一回(キャンパスの人通りが一番あるとこ。)
・屋内一回(学校のホール。)
・郊外にある教会で一回。
春学期は、
・屋内二回(うち一回は、プロを招いて協奏曲を演奏。)
・卒業式
こんな演奏会を年間通じてやっていました。この中でも、もっとも思い出深いのが、映画の撮影でも使われた郊外にある教会でやった演奏会ですね。あれは、3回生の時だったかな。肺炎にかかって、咳が止まらない中の演奏でした。
この教会でやる演奏会は、ホリデーコンサートと名付けられ、大学の合唱隊と合同で12月の第一金曜日に行われるのです。一方で困る事は、週明けの月曜日から期末試験が始まる事です。(^^;)いろんな意味で、気が気ではありません。
僕の通っていた大学は、総合大学で理工系、文系、芸術系、医学部など全部あります。なので、音楽学部の声楽家、器楽科、ピアノ科、そんな音楽専攻の人も合唱隊と楽団に所属しています。
この時のコンサートも、例によってクリスマスに関連した曲を色々演奏しました。演奏形態も色々。楽団単体、金管と木管のアンサンブル、合唱だけ、ソロソプラノとピアノだけ、全体合奏などです。そして、曲によっては教会併設のパイプオルガンが使用されました。
ソプラノ、アルト、バリトンなど、彼等・彼女等のソロは美しく、咳を抑えながら聴いた事をよく覚えています。(なにせ、一度咳が出ると数分止まらなくて、苦しかった。)
咳を抑えながら、合唱隊、楽団、パイプオルガンで演奏が始まった時は、音の厚み、旋律の美しさ、そして教会に響き渡った音に心を動かされ感動したもんです。
自分の体調は最悪でしたが演奏会の出来は素晴らしく、教会を埋めた近隣のお客さんが満足して、笑顔で去っていく姿をみてやって良かったと思いました。
2006年11月5日日曜日
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