2006年10月6日金曜日

よく降りますね

台風並みに、よく降りますね。

 雨つながりで、一つ書きます。群馬県の水上温泉に二泊三日で訪れた時も雨でした。本格的に崩れる前に、一の倉沢と天神平には行きました。
 山道を抜けると視界が開け、一の倉沢が見えるんです。9月末でも万年雪が残っていました。切り立った崖と圧倒的な存在感。息をのむような景色です。一の倉沢には、金属製の名札がたくさん打ち付けられています。当初は「登頂成功」などのおめでたい物かと思ったら、正反対でした。「XX君、南陵にて遭難。ここにて眠る。」など、ここで遭難し亡くなった方々の名札でした。
 アメリカのヨセミテ国立公園に El Capitan という、これまた巨大な崖があります。そこまで行かなくても、群馬県には見る者を圧倒する沢があります。是非行ってみましょう。

 さて、本来ならば、そのまま谷川岳の頂まで目指すところでしたが、天候悪化のため断念しました。天神平から見る谷川岳と隣の俎岳。真に嶮しい山(本当に天狗がいそう。)です。尾根沿いに登るんですけど、足を踏み外したらお終いですね。実際、下山時に足を滑らせて怪我したり、遭難する人が多いらしいです。
 遭難者800名以上。麓に慰霊碑まであります。(通り過ぎた時は、清水トンネル、新清水トンネル、関越トンネルの工事関係者の慰霊碑かと思っていました。)

 水上温泉の目抜き通りは、「ふれあい通り」といいます。20~30年前は、道一杯に観光客がいたそうです。が、天候不順、観光時期をはずれていたせいもあり、雨降る夜に「ふれあい通り」を歩いていたのは、私一人。自分も感覚がずれているだろうけど、水上温泉、大丈夫?

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